シンメルピアノの歴史は1885年、最古のピアノシティーのひとつでもある町「ライプチヒ」の小さな作業場から始まりました。
創始者のウィルヘルム・シンメルは、ピアノ造りの本場だったライプツィヒのピアノ技術者の息子として生まれ、16歳からキャビネットメーカーに勤め、22歳からはピアノ工場で見習い工としてスタートしました。
1885年の5月2日に念願の独立を果し、ライプツィヒの郊外でシンメル社を設立、そのわずか約9年後には、早くも製造番号1,000台以上のピアノを出荷します。
1899年にはワイマール王室の、また1909年にはルーマニア王室御用達の栄誉を授与され、会社は飛躍的に成長を続け、ライプツィヒを代表するメーカーになりました。
1929年、彼の息子であるウィルヘルム・アルノ・シンメルが経営に参加し、世界初のアクリル製シースルーグランドピアノを生み出し、一代センセーションを巻き起こしました。
1931年ブラウンシュヴァイク(旧西ドイツ)へ移転。 その頃に新たに開発された鍵盤とアクションの設計により、小型ながら優れたアップライトピアノを製造しました。それによって、これまでの大きなアップライトピアノは次第に過去の物となっていきました。
20年後ドイツは分割されましたが、丁度この時期、ドイツで製造されたアップライトピアノとしては1951年にはドイツで、また1958年には世界でNo.1の売上げを記録しました。
世界が活況だった1980年頃には年間の製造台数が1万台を超え、1台1台に行き届いた入念な仕上げとその澄んだ音色は多くの人々に評価され、世界各国に輸出されるようになりました。
現在、ヨーロッパで最も大きく信頼されるピアノメーカーです。
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